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赴任中、私名義の車を親戚に預け、私名義のまま使用させたいが、問題ないでしょうか?

問題が生じるとすれば、保険、税金、そして交通違反が挙げられます。

まず保険について
万が一のことを想定し、保険はきちんとしておきたいところです。
所有者以外の者が事故を起こしても補償を受けられるようにするには、
所有者名義の保険の適用範囲を親戚の方にまで拡げる方法や、
所有者の保険は解約し、新たに親戚の方名義の保険を契約する方法などが考えられますが、
いずれにせよ、保険会社にご相談ください。

次に税金について
毎年の自動車税通知は4月1日現在の所有者宛に送付されます。
通知に気づかずそのままにしておくと、督促状や延滞金など、面倒なことになりかねません。
親戚の方に支払ってもらうということであれば、
県税事務所に連絡して納付書の送付先を変更しておいてください。

最後に交通違反について
たとえば親戚の方がスピード違反を犯し、
自動速度違反取締装置(通称、オービス)に撮影されたとします。
取締機で検挙された違反者は少なくとも2週間以内に出頭を求められますが、
このときの通知は車の所有者宛てに届くことになります。
また、親戚の方が違法駐車を犯し出頭を拒否した場合には、
やはり所有者宛てに反則金の支払い請求がきます。

身内なのでそれほど大きなトラブルになるケースは少ないと思いますが、
そういった可能性があることだけは承知されておいた方が良いでしょう。

これらのリスクを避けるためには、「使用者変更」という方法があります。
所有者は変えずに、使用者を親戚の方にするという方法です。
通常個人名義の場合、車検証の所有者欄は本人が記載され、使用者欄には何も書かれていません。
使用者変更を行うことで、ここに実際の使用者(親戚の方)が掲載されることになります。
交通違反の出頭命令は使用者宛になりますので、
所有者がリスクを負うことはなくなりますし、実際の所有使用関係を見ても、一番正しい方法です。
借りている側からも、海外にいる所有者に迷惑をかけるのは本望ではないはずですので、
提案してみるといいかもしれません。

なお、赴任中に売却したり廃車にする可能性があるのであれば、
ご家族に名義を変更しておくと後々の書類の面で安心です。

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